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災害時の8つの「生きる力」を特定‐東日本大震災の被災者1,400人のアンケートから‐

 東北大学加齢医学研究所 准教授 杉浦元亮、同災害科学国際研究所 教授 今村文彦、教授 邑本俊亮、助教 佐藤翔輔、同文学研究科 教授 阿部恒之、同学際科学フロンティア研究所 助教 野内類、山梨英和大学 准教授 本多明生(元東北大学電気通信研究所 研究員)らは共同で、災害を生き抜くために有利な個人の性格・考え方・習慣が、8つの「生きる力」にまとめられることを明らかにしました。
 本研究は、平成23年東日本大震災における宮城県の被災者1,412名を対象にした質問紙調査に基づいて、災害科学・脳科学・心理学・認知科学・情報学を結集して、学際的に初めて明らかにされた重要な報告です。本研究によって、災害を生きのびるために、平時から備えておくべき、また育成すべき「生きる力」が明らかとなったことから、今後の防災教育の質が大きく変革することが期待されます。
 本研究結果は、平成27年7月2日のPLOS ONE誌に掲載されました。

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問い合わせ先

東北大学災害科学国際研究所(兼務)
准教授 杉浦元亮 
電話番号:022-717-7988
e-mail:motoaki*idac.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

東北大学災害科学国際研究所
助教 佐藤翔輔 
電話番号:022-752-2099
e-mail:ssato*irides.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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