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全ゲノムシークエンシングデータを用いた発症リスク予測モデリングのための手法を開発

東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)の植木優夫助教(現・久留米大学准教授)と田宮元教授は、スパースモデリング手法(STMGP; smooth-thresholded multivariate genetic prediction)を新たに開発し、その手法によるリスク予測が高精度かつ高速であることを示しました。本研究では、新たな手法により、米国のアルツハイマー病患者全ゲノムシークエンシングデータから疾患発症リスクを予測したところ、本手法が既存の手法よりも、最高で3倍程度の高い性能を持つことがわかりました。今後のゲノム医学研究で、重要な手法となることが期待されます。

なお、本成果は、国際科学雑誌Genetic Epidemiology誌4月号に掲載されました。

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問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学東北メディカル・メガバンク機構
ゲノム遺伝統計学分野
教授 田宮 元(たみや げん)
電話番号:022-274-5996
Eメール:gtamiya*genetix-h.com(*を@に置き換えてください)

(報道担当)
東北大学東北メディカル・メガバンク機構
長神 風二(ながみ ふうじ)
影山 麻衣子(かげやま まいこ)
電話番号:022-717-7908
ファックス:022-717-7923
Eメール:f-nagami*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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