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ナノファイバーを被覆・接着し、モノリス型多孔体を作製することに成功 -新しい構造体の作製手法として期待-

東北大学 学際科学フロンティア研究所の早瀬 元・助教は京都大学との共同研究において、酸化水酸化アルミニウム組成をもつベーマイトナノファイバーをシルセスキオキサンで被覆することによってコアシェル型の骨格をもつ、モノリス型(塊状)多孔体を作製することに成功しました。

発泡ポリマー、シリカゲル、活性炭、ゼオライトなどを代表とする多孔体材料は断熱材、吸音材、触媒担体、電池電極材料、吸着・分離媒体など、さまざまな用途が知られています。あらかじめ液中分散させたナノファイバーに前駆体としてケイ素アルコキシドを加えるだけの多孔体合成法は、ナノ構造を有する低密度のモノリス型多孔体をより大きなスケールで簡易に作製する手法として、今後の発展が期待できます。

BNF-PMSQ多孔体の作製方法

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問い合わせ先

(研究関連)
東北大学 学際科学フロンティア研究所
助教 早瀬 元
電話:022-217-6341
E-mail:gen*aerogel.jp(*を@に置き換えてください)

(報道関連)
東北大学 学際科学フロンティア研究所
URA 鈴木一行
電話:022-795-4353
E-mail:suzukik*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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