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学際研究重点プログラム<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第4回公開セミナー(6/24開催)

東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻の岡田洋史博士にご講演いただきます。

日時:2016年6月24日(金) 16:00~17:30

場所:理学研究科化学専攻 第4講義室H-23化学系講義棟

申し込み方法等:事前申込は不要でどなたでも参加いただけます。

演題:リチウム(イオン)内包フラーレンの精製・単離・カウンターイオン交換

概要:リチウム内包フラーレン(Li@C60)およびその酸化体、リチウムイオン内包フラーレン([Li+@C60]X-)の単離精製について、古い資料を掘り起こしながら経緯やその時の考え方を含めて紹介したい。Li@C60を取り出そうとする抽出や昇華などの努力、C60との相互作用を抑制するための酸化法の確立、[Li+@C60]抽出液からの精製検討、再結晶、電解質添加HPLC、イオン交換カラムの導入など、製品化までにはいくつかの転機が存在した。
また、[Li+@C60]は要電荷を持つことからさまざまな陰イオンとの塩を作り、新奇構造形成や精製工程に重要な性質である。[Li+@C60]塩のイオン交換についても、具体例を示して解説する。

ポスターのダウンロード

問い合わせ先

理学研究科
准教授 權 垠相
TEL:022-795-6752
E-mail:ekwon*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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