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AES暗号処理にかかる消費エネルギーを半分以下に-IoT機器向け高速・省電力暗号処理技術の開発に成功

国立大学法人東北大学(総長:里見進)電気通信研究所の本間尚文教授、同大学院情報科学研究科の青木孝文教授、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆)中央研究所の森岡澄夫博士らの研究グループは、ガロア体と呼ばれる数体系に基づく演算を圧縮する新手法を発見し、消費エネルギーをこれまでより50%以上削減した世界最高効率のAES暗号処理回路の開発に成功しました。今回の成果により、エネルギーの制約が大きい情報通信機器への暗号技術の搭載が促進され、モノのインターネット(IoT: Internet of Things)と呼ばれる次世代ネットワークの安全性を大きく高めることが期待されます。
 本成果は,平成28年8月19日に米国サンタバーバラにて開催された国際暗号学会の国際会議(暗号ハードウェアと組込みシステムに関する国際会議)で発表されました。

数表現変換による新しい暗号演算圧縮技術

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学 電気通信研究所
本間 尚文
電話 022-217-5506
E-mail homma*riec.tohoku.ac.jp(*を@も置き換えてください

東北大学 大学院情報科学研究科
上野 嶺
電話 022-795-7169
E-mail ueno*aoki.ecei.tohoku.ac.jp(*を@も置き換えてください

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