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「せんだい3.11メモリアル交流館」が2016年度グッドデザイン賞を受賞

工学研究科フィールドデザインセンターがデザイン監修した「せんだい3.11メモリアル交流館」が「2016年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

「せんだい3.11メモリアル交流館」は、仙台市が、2016年2月に仙台市営地下鉄東西線荒井駅構内に開設した震災復興メモリアル施設で、「東日本大震災を知り学ぶための場であるとともに、津波により大きな被害を受けた仙台市東部沿岸地域への玄関口」として「記憶と経験を媒介に、コミュニケーションを通じて知恵と教訓を紡ぎ出し、未来へ、世界へとつないでいく拠点」となることを目的としています。

「せんだい3.11メモリアル交流館」のデザイン・展示等は、仙台のクリエイターで編成されたプロジェクトチームが手がけており、工学研究科フィールドデザインセンターは全体のデザイン監修をおこないました。

審査員からは「東日本大震災の5年後に、熊本で大きな地震があったように、自然災害は必ず繰り返す。人々がそれに対していくためには、震災の記憶を継承し、共有していくことが大切だが、その場は、何度でも、あるいは遠くからでも、立ち寄りたくなる場とならなければならない。このプロジェクトは、その課題に真摯に取り組んだものであろう」との高い評価を得ています。

10月28日から11月3日にかけて東京ミッドタウンで開催される「GoodDesignExhibition2016」に「せんだい3.11メモリアル交流館」のパネルが展示されます。

せんだい3.11メモリアル交流館

撮影 門傳一彦

せんだい3.11メモリアル交流館

撮影 門傳一彦

せんだい3.11メモリアル交流館

撮影 門傳一彦

問い合わせ先

東北大学工学研究科
情報広報室
TEL:022-795-5898

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