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電気通信研究所の松宮一道准教授が第13回(平成28年度)日本学術振興会賞を受賞

電気通信研究所 松宮一道准教授が第13回(平成28年度)日本学術振興会賞を受賞しました。

日本学術振興会賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を見い出し、早い段階から顕彰することで、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的としています。

授賞の対象となった研究業績
「視知覚と行動の相互作用に関する実験心理学的研究」

松宮准教授は、バーチャルリアリティ技術を用いた実験心理学的研究手法を開発し、手の身体意識や顔表情認知に関する研究を行い、能動的に動かす自己の手の周囲の空間に特化した知覚機構が脳内に存在すること、そして、手で顔を触ることによる顔表情の触覚順応から顔表情の視覚残効が生じることを発見しました。これらの発見を通して、視知覚処理における能動性と身体性という新しい独創的知見を示した成果が高く評価されました。

授賞式は平成29年2月8日(水)に日本学士院(東京・上野)にて執り行われます。

問い合わせ先

電気通信研究所
ブレインウェア研究開発施設
准教授 松宮 一道
TEL:022-217-5469
E-mail:kmat*riec.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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