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プレート境界からの「水漏れ」が深部低周波地震を抑制?

 東京工業大学理学院の中島淳一教授、東北大学理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センターの長谷川昭客員研究者/名誉教授は、西南日本において高精度の地震波形解析を行い、フィリピン海プレート境界での深部低周波地震の発生はプレート境界からの「水漏れ」と関係していることを明らかにしました。プレート境界で発生する巨大地震やゆっくり地震の発生に水が深く関与していることを示しており、プレート境界でのすべり過程を理解するための重要な成果です。

 この研究成果は、12月19日の英国科学誌Nature Communications(オンライン版)に掲載されました。

西南日本の深部低周波地震の分布(赤点)と1944年の東南海地震、1946年の南海地震の震源域(緑領域)

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問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センター
長谷川 昭(はせがわ あきら)
TEL:022-225-1950
E-mail:akira.hasegawa.d8*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学大学院理学研究科特任助教
高橋 亮(たかはし りょう)
TEL:022-795-5572、022-795-6708
FAX:022-795-5831
E-mail:sci-pr*mail.sci.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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