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花巻信用金庫と経済学研究科地域イノベーション研究センターとの連携協力協定締結 ~人材育成と花巻市周辺地域産業の活性化に向けて~

経済学研究科地域イノベーション研究センターでは、1月27日(金)に花巻信用金庫と連携協力協定を締結いたしました。

この連携協力協定の目的は、地域イノベーション研究センターと花巻信用金庫の有する研究成果、人材等を活用し、連携協力することにより相互の人材育成を図るとともに、花巻市および周辺地域産業の活性化を図ることにあります。主な連携事業は、①若年経営者および支援者の育成事業 ②地域における革新的事業実現を目指すモデル事業(花巻信金・東北大地域産業活性化モデル事業(注)) ③中小企業の経営改善事業 ④地域活性化に関する調査研究事業等です。

今後、本協定に基づき、地域中小企業のイノベーション促進による地域活性化のための取組を行って参ります。

1月27日に行われた連携協力協定調印式の様子

花巻信用金庫漆沢俊明理事長と藤本雅彦センター長

(注)花巻信金・東北大地域産業活性化モデル事業
 当センターが開講している地域イノベーションプロデューサー塾(RIPS)(1)及び地域イノベーションアドバイザー塾(RIAS)(2)で学んだ卒塾生が、RIPSで計画したイノベーション事業を花巻地域において実現するべく取り組むことを花巻信金、東北大学が連携して支援する事業。これにより、地域における雇用の創出を図り、地域産業の活性化が図られることを実証しようとするもの。

(1)地域イノベーションプロデューサー塾(RIPS)
 地域イノベーション研究センターが2012年度から実施している地域企業、特に中小企業の経営人材を対象に、革新的なイノベーションによる新事業の開発を促進し、地域における新たな雇用機会の創出と産業振興に貢献できる革新的なプロデューサーを育成する塾。これまで、142名が卒塾し、新しい事業に取り組むことで雇用創出等大きな成果を挙げつつある。

(2)地域イノベーションアドバイザー塾(RIAS)
 地域イノベーション研究センターが実施している地域金融機関職員など地域企業経営者のイノベーションを支援する者(アドバイザー)を対象に、目利き能力など高度な支援力を有する者の育成を目指す塾。2015年度より開講し、57名が卒塾している。

問い合わせ先

東北大学大学院経済学研究科
地域イノベーション研究センター
TEL:022-217-6265
FAX:022-217-6266
E-mail:rirc*econ.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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