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先生は前頭部で自分の教え方と生徒の理解を比較する ‐ゲーム中の脳活動計測で教育学習メカニズムを解明‐

東北大学大学院医学系研究科 肢体不自由リハビリ分野の竹内直行講師らのグループは、携帯ゲーム機を用い先生‐生徒間における教育学習のメカニズムに前頭前皮質が関与していることを明らかにしました。先生と生徒の脳活動を2人同時に計測したところ、教育学習が進むにつれ先生役と生徒役の左前頭部の活動が同じように変化することを明らかにしました。また、先生は左前頭部で自分の教え方と生徒の理解状況を比較していることが明らかになりました。
 本研究は、先生と生徒間における教育学習中の脳活動を初めて明らかにした重要な報告です。本研究から得られた教育学習の知見を応用し、先生の脳活動を利用した教育学習を促進させる機器の開発に貢献することが期待されます。
 本研究成果は、2017年1月9日Frontiers in Psychology誌(電子版)に掲載されました。

先生は自分の教え方と生徒の理解の比較を左前頭部で行う。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野
講師 竹内 直行(たけうち なおゆき)
電話番号:022-717-7338
FAX番号:022-717-7340
Eメール:naoyuki*med.hokudai.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
講師 稲田 仁(いなだ ひとし)
電話番号:022-717-7891
FAX番号:022-717-8187
Eメール:pr-office*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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