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平成28年度総長教育賞受賞者について

総長教育賞は、本学の教育理念に基づき、誠意と熱意をもって職務に取り組まれ優れた教育の成果を挙げた教職員を表彰するもので、3月24日(金)にカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で授賞式が行われました。

受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。

スプリング ライアン講師

高度教養教育・学生支援機構
 講師 スプリング ライアン

プロジェクト型外国語学習という先端的な外国語教授法に基づき、日本人学生と留学生が共修環境でのグループワークを通じ学生の自主性を育成しながら、speaking、reading、writing、listeningの英語スキルを伸ばす授業を実施し、多くの学生の英語能力を向上させるとともに学生からも高い評価を得ている。
また、ノースカロライナ大学シャーロット校と協力し、新たな教育プログラム「スカイプ・パートナー・プログラム」を開発するなど、本学の英語教育の発展に大きく寄与している。

石井 誠一准教授

医学系研究科
 准教授 石井 誠一

医学科において、教育のニーズアセスメント、学習目標策定、カリキュラム開発、授業評価と学生の到達度評価、フィードバックシステム開発、並びにFD等を 広く主導し、教育におけるPDCAサイクルを長きにわたり推進してきた。
また、文部科学省大学改革推進事業「世界で競い合うMD研究者育成プログラム」を起草し、採択後は事業運営を統轄するなど、教員と学生が相互に協調して教育環境を改善する機運を醸成した。

 長坂 徹也教授・ウェベック エリザベス特任准教授

工学研究科
 教授 長坂 徹也
 特任准教授(教育) ウェベック エリザベス

工学部1年次学生を対象とした創造工学研修において、北京科技大学と海外共同研修を企画立案し、英語プレゼンテーション能力、海外機関の訪問、 海外からの訪問者受入、諸アレンジメント等を経験・学修できる学術的国際交流導入教育プログラムを10年以上にわたって指導し、グローバル意識の高い学生を多数輩出してきた。本研修に参加した本学学生は延べ226名、北京科技大生は延べ198名に上っており、国際交流の導入教育として学生のグローバルセンスの向上に優れた成果を挙げている。

東北復興農学センター

農学研究科 東北復興農学センター

東北農業の復興を先導し、日本農業の新生をけん引する人材育成を目指すべく、本学内外の学部学生及び大学院生並びに社会人を対象とし、ディスカッションを重視した講義、被災地見学と役場職員や住民等との意見交換、農業復興に関連したフィールド実習等を実施し、3年間で238名を「マイスター」として資格認定した。これにより、マイスター自らが東北地域の復興・地方創成に向けて活動を開始する等、社会人教育や震災復興の観点においても高い効果を上げている。

問い合わせ先

教育・学生支援部教務課教育支援係
TEL:022-795-3925
E-mail:kyom-d*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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