本文へ
ここから本文です

蘭州大学と大学間学術交流協定を更新

2017年5月19日(金)、蘭州大学の王乗学長一行が来訪し、本学との大学間学術交流協定の更新調印式を行いました。両大学の大学間交流協定は2007年に締結され、以来両大学は長年に亘り友好関係を深めてきました。現在は特に工学、材料科学の分野で密接な交流が行われています。昨年には本学教員が蘭州大学を訪れて客員教授の称号を授与されました。

蘭州大学は、中国北西部の甘粛省蘭州市に位置する全国有数の重点総合大学です。1909年に甘粛法政学堂として創設されて以降、中国北西部の高等教育の中心となる総合大学として発展してきました。化学、物理学、生物学、数学及び地理学等の歴史的に優れた分野に加え、中央アジア研究、半乾気候・半乾地帯研究、敦煌研究といった地域特性を生かした研究に力を入れて取り組んでいるのが特徴で、その成果を国や地域社会へ広く還元しています。

調印式に同席した蘭州大学の王育華教授は、本学工学研究科で博士の学位を取得して以来、両大学の交流の中心を担ってきました。現在は、蘭州大学の国際合作与交流処処長を務めています。調印式では、里見進総長が「本学の同窓生が卒業後も本学との国際交流の橋渡し役を担っていることをとても嬉しく思う。この協定更新によって、両大学間のみならず、中国と日本の両国を将来に渡って橋渡しする人材を育成していきたい。」と挨拶をしました。

また、王学長も、「両大学は類似する研究分野も多いことから今後とも両大学の協力関係を深め、さらなる学生・教員交流や研究交流を行っていきたい。」と大きな期待を示しました。 学長一行は、本学病院の病棟や手術部を見学したほか、工学研究科、生命科学研究科、医工学研究科、多元物質科学研究所も訪れ、今後のさらなる協力の可能性について本学の教員らと議論しました。

調印した協定書を取り交わす王学長と里見総長

調印式での集合写真

問い合わせ先

国際交流課国際企画係
TEL:022-217-5578
E-mail:kokusai-k*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ