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北京科技大学と大学間学術交流協定を更新

2017年8月31日(木)、中国・北京科技大学の張欣欣学長一行が来訪し、本学との大学間学術交流協定の更新調印式を行いました。

東北大学と北京科技大学の大学間交流協定は2002年に締結され、2012年には北京科技大学で東北大学デイを開催するなど、長年に渡る密接な交流が行われています。
 両大学が10年以上に渡り共同実施している工学部1年次学生を対象とした海外共同研修プログラムは、学生のグローバルセンスの醸成に優れた成果を挙げていることが評価され、今年、総長教育賞を受賞しました。

調印式で本学の里見進総長は、両大学の様々な交流活動における北京科技大学からの協力に対し感謝の意を表すとともに、「この協定更新によって、両大学間のみならず、中国と日本の両国を将来に渡って橋渡しする人材を育成していきたい」と期待を述べました。
 また、張学長も、「両大学のパートナーシップは北京科技大学にとって非常に重要であり、この15年間で築いた関係が将来も継続することを強く望む」と述べました。

この日、張学長一行は、中国の文豪・魯迅が残した足跡を展示した本学史料館と魯迅が学んだ階段教室を見学したほか、工学研究科や金属材料研究所などを訪問し、本学が行っている様々な分野の研究紹介を受けました。

北京科技大学は、中国国内の複数の大学の冶金学部を統合した「北京鋼鐵工業学院」として1952年に設立され、現在は文系学部も含めた総合大学となっています。同大学は特に冶金学、材料科学で名高く、これらの分野で多くの優れた卒業生を輩出していることから「鉄鋼技術者のゆりかご」としても知られています。

交流深化への期待を述べる里見総長

固い握手を交わす張学長と里見総長

集合写真

村松淳司所長による多元物質科学研究所紹介

問い合わせ先

国際交流課
TEL:022-217-5578

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