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計算材料学センターセミナーシリーズ「スパコンプロフェッショナルNo.10」(2018/1/19開催)

ポスター

計算材料学センターでは、スーパーコンピュータの応用事例を紹介すべく、金属材料研究所で行われている研究テーマに近い話題を選んで、シリーズでセミナーを開催しております。

具体的には、結晶、磁性、表面・界面、欠陥、照射損傷、アモルファス、半導体、超伝導体など幅広い分野から話題を選び、世界的にも著名な先生方にご講演をお願いしております。

今回はその10回目となります。

光励起電子ダイナミクスの第一原理計算と光・電子融合デバイス設計への展開

最先端の光科学研究の領域では、ナノ構造体における局所光励起、強い非線形効果が期待できる高強度パルス光励起など、従前の光応答では見られない多彩な光学過程が出現し始める。これらの光応答を記述するためには、光の空間的非一様性や光と電子が結合したダイナミクスを露わに考慮に入れなければならない。我々は、光と物質の相互作用をより厳密に扱うための理論及びその理論に基づく第一原理計算手法SALMON(http://salmon-tddft.jp外部サイトへ)を独自開発し、特にナノ構造体における近接場光励起の解明を行ってきた。さらにこの新しい光励起に起因する光高機能物質(光・電子融合デバイス)の計算科学的設計への展開も進めている。

講演者:信定克幸先生(分子科学研究所 理論・計算分子科学研究領域 准教授)

日時:2018年1月19日(金)13:30 - 15:00

会場:東北大学金属材料研究所 2号館1階ラウンジ

主催:計算材料学センター

協賛:計算物質学人材育成コンソーシアム ポスト「京」萌芽的課題「基礎科学の挑戦」

事前申し込みは不要です。皆さまのご参加をお待ちしております。

問い合わせ先

東北大学金属材料研究所
計算材料学センター
E-mail:ccmssecr*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
URL:http://www.ccms.imr.tohoku.ac.jp/Jpn/
Tel:022-215-2411 

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