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平成29年度総長教育賞受賞者について

総長教育賞は,本学の教育理念に基づき,誠意と熱意をもって職務に 取り組まれ優れた教育の成果を挙げた教職員を表彰するもので, 3月27日(火)にカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で授賞式が行われました。

受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。

■生命科学研究科 教授 渡辺 正夫
全学教育「基礎(展開)ゼミ」において,学生の観察・レポートという主体的活動を,webを介してコメント・励ましなどを行うという双方向型の新たな授業形態を構築した。
観察力・文章力養成を目標としたwebベースの双方向の完全公開型授業は 他教員も参考としたい授業形態である。また,学生による授業評価も 極めて高い評価を受けている。

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■工学研究科 教授 吉田 和哉
2010年度より継続してロボティクスに関するサマープログラム(TESP)を開催しており,海外協定校を中心に毎年50名を越える大学院生が世界各国より参加している。
2015年度までの6年間に参加した182名中の10名が,ダブルディグリープログラム,博士後期課程入学等で本学に戻ってくるなど受講学生に大変好評であり,ロボティクス分野の次代を担う世界中の優秀な学生の育成と,国際交流を通した本学の国際的なプレゼンス向上に大きく貢献した。

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■医工学研究科 准教授 沼山 恵子
社会人技術者に医学・生物学のエッセンスを教授する「医療工学技術者創成のための再教育システム(REDEEM)」の実験・実習実施の総括や工学系出身の大学院生に対する細胞遺伝子工学実習の中核を務めてきた。その実習環境を活用したアウトリーチ活動も積極的に展開し,医工学の啓蒙と次世代人材育成にも大きく貢献した。

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■東北大学サイエンスカフェ・ワーキンググループ,総務企画部広報課社会連携推進室
2005年から12年間・通算150回,「東北大学サイエンスカフェ」を企画・実施し,学生ボランティア組織の支援とともに,本学研究者の最先端研究の成果を市民とともに語り合い,若い世代に知的感動と大学入学への動機を与えるための最も代表的なアウトリーチ活動として,本学の知名度向上に大きく貢献した。

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■男女共同参画推進センター主催全学教育科目「ジェンダーと人間社会」関係教員
閉講となっていた全学教育科目「ジェンダーと人間社会」を再開講し,理系・文系分野の複数の講師によるオムニバス形式での独創的な授業内容を構成し,全分野の学生にジェンダーに関わる社会の諸事情について幅広い知見と意識醸成の機会を与えるなど,学生の男女共同参画意識の醸成に大きく貢献した。

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問い合わせ先

教育・学生支援部教務課教育支援係
TEL:022-795-3925
E-mail:kyom-d*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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