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外国人留学生約100名と外資系企業14社の交流会を初めて開催

【発表のポイント】

  • 東北大学は、日本貿易振興機構(以下「JETRO」という。)及び東北イノベーション人材育成コンソーシアムとともに、外国人留学生ら約100名と外資系企業14社との交流会を初開催。
  • JETROのアンケート調査によると、日本で事業展開を行う外資系企業は、外国語でコミュニケーションのとれる人材の不足に苦慮している。一方で、日本学生支援機構の調査によると、外国人留学生全体のうち、日本特有の就活システムや日本語力に阻まれ日本で就職する留学生は約3割に留まっている。
  • 今回の交流会は、外資系企業と外国人留学生の双方の課題解決の一つとして期待される。

【概要】

東北大学は、JETRO及び東北イノベーション人材育成コンソーシアムとともに、東北地域に滞在する外国人留学生ら約100名とJETROが日本での事業展開を支援する外資系企業14社との交流会を東北大学片平キャンパス・さくらホールで6月20日(水)15:00から18:00まで開催します。東北大学とJETROが支援する外資系企業がこのような交流会を行うのは初めてです。

JETROは毎年、「日本の投資環境に関するアンケート調査」を実施しています。日本で事業展開を行う外資系企業は、日本でビジネスを行う上での阻害要因の最上位に「人材確保の難しさ」(2016年調査)を挙げており、また、人材確保面で"特に困難"な要因として「外国語でコミュニケーションのとれる人材の不足」(2017年調査)という声が多く聞かれます。

また、日本学生支援機構の調査によると、外国人留学生全体のうち、卒業後の進路希望として日本での就職を希望すると回答した留学生は約6割に上るものの、日本特有の就活システムや日本語力に阻まれ実際に日本で就職する留学生は約3割に留まるなど本来の能力を活かしきれていない現状が伺えます。  こうした中、今回、日本に拠点を持つ外資系企業と次世代を担う多国籍な学生、両者の問題点解決策の一つとして、日本で就職したいが日本特有の就活システムや日本語力不足で就職が叶わない留学生と、 外国語でのコミュニューケーション力に富んだ人材を求める外資系企業との交流会を開催します。

本交流を通して、学生にグローバルな企業選択の可能性を提示し、今後のキャリアデザインの一助となる ことが期待されます。(※参加外資系企業は、会場内にパネルブースを設けて学生に自社PRをします。) 取材いただける場合は、下記問い合わせ先までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

タイトル:留学生と外資系企業のための交流会
日  時:2018年6月20日(水)15:00~18:00
場  所:東北大学 片平キャンパス さくらホール(仙台市青葉区片平2-1-1)
主  催:日本貿易振興機構(JETRO)、東北大学
共  催:東北イノベーション人材育成コンソーシアム(DATEntre)
構  成:パネルブース形式による自由交流・懇談会
対象学生:東北地区の大学・大学院に在籍する外国人留学生など(約100名)
参加企業:日本に拠点を構える外資系企業(14社)※別紙参照
言  語:日本語・英語
参加費 :無料
参  考:「ジェトロ対日投資報告」(JETRO)
2016年度:https://www.jetro.go.jp/ext_images/invest/reference/report2016/pdf/report2016_4.pdf
2017年度:https://www.jetro.go.jp/ext_images/invest/reference/report2017/pdf/report2017_4.pdf

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

JETRO仙台貿易情報センター
(担当:眞治、及川) ℡022-223-7484

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