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シンポジウム「東北放射光SLiT-Jと触媒研究」(7/31開催)

東北放射光SLiT-Jが東北大学新青葉山キャンパスに建設されることが決まった。この放射光施設を利用することで、触媒機能の微細構造の解明、すなわち、nmレベルでの可視化が可能となる。我々CREST「革新的触媒」の開発グループにとって、予め触媒設計し、調製した新規メタン転化用触媒が、期待通りの機能を発現しているのか、可視化することが可能となり、大いに期待している。

今回は、その触媒機能の可視化技術と理論を展開している名古屋大の唯教授に講演して貰い、今後の触媒のキャラクタリゼーションの方向と、現有の放射光施設を使用した触媒評価について、討論する機会としたい。そのために、我々と同じ研究グループの北九州大学の朝見教授にはメタン転化触媒設計の話を、グループ代表の村松は、現有の放射光を含めて日本で評価可能な放射光施設の特徴や、触媒科学への展望について話題提供を行う。

日時:2018年7月31日(火)10:00~12:00

会場:多元物質科学研究所 材料物性総合研究棟 1F 大会議室

プログラム:

1.「放射光を利用した触媒のキャラクリゼーション」

唯 美津木 教授(名古屋大学 物質科学国際研究センター)

2.「メタン転化触媒の機能と触媒設計」

朝見 賢二 教授(北九州市立大学 国際環境工学部)

3.「東北放射光SLiT-Jへの触媒研究の期待」

村松 淳司 教授 (東北大学 多元物質科学研究所)

4.全体討論

主催:JST-CREST「革新的触媒」村松グループ

共催:東北大学多元物質科学研究所

後援:一般社団法人触媒学会東日本支部、公益社団法人石油学会東北支部

問い合わせ先

多元物質科学研究所
村松淳司
E-mail:mura*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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