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第2回東北大学-清華大学ジョイントワークショップ開催及び清華大学学生訪問団の来訪

東北大学-清華大学ジョイントワークショップ

2018年7月26日(木)、第2回東北大学-清華大学ジョイントワークショップが本学で開催され、中国の清華大学からの訪問団約60名と本学関係者約60名の合計約120名が出席しました。これは、昨年12月に清華大学で開催されたジョイントワークショップに続いて行われたもので、材料科学とスピントロニクス分野に加え、新たに災害科学分野のセッションが開催され、より幅広い分野で両大学の研究交流が行われることとなりました。

さらに、今年は日中平和友好条約締結40周年、また本学と清華大学との大学間学術交流協定締結20周年の節目の年となることから、ワークショップに先立ち、記念式典と大学間学術交流協定調印式が開催されました。

大野英男総長は、開会挨拶の中で「清華大学にはXue Qikun副学長始め本学の同窓生の先生方が多数在籍し、交流に尽力いただいている。特に本学の重点的な研究推進領域における清華大学との連携強化は極めて重要であり、両大学がグローバル化時代の諸問題に共同で取り組むとともに、若い世代の育成に貢献することを強く願いたい」と述べました。また、本学の中国校友会会長でもある清華大学のXue副学長は、「両大学はこれまでも長年にわたり緊密かつ継続的に交流を行ってきた。これからも両大学の強みを生かし、より包括的で影響力の強い関係を築いて行きたい。」と答えました。

式典では、この後Meng Bo清華大学交流処副処長による清華大学紹介、本学の植木俊哉理事・副学長と清華大学のXue副学長による大学間交流協定更新の調印に続き、清華大学Wang Yayu教授、本学の長坂徹也工学研究科長による基調講演が行われました。

さらに午後からは、材料科学、スピントロニクス、災害科学、R & Dマネジメントの各分野に分かれ、両大学の教員による研究発表などが行われました。今回の第2回ジョイントワークショップを契機として、東北大学と清華大学の間での幅広い分野における学術研究交流がさらに一段と深化し発展することが期待されます。

清華大学学生訪問団の来訪

7月26日(木)、清華大学の学生訪問団86名が、日本外務省「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として本学を訪れました。

学生訪問団のうち20名は、同日開催された東北大学-清華大学ジョイントワークショップに参加し、材料科学・スピントロニクス分野における両大学の最先端の研究発表を聴講しました。

また、その他66名の学生は、川内キャンパスで開催された本学の学生との交流イベントに参加しました。 このイベントに参加した清華大学の学生一行は、本学の歴史や両大学の交流について説明を受け、本学の学生ボランティアによる案内でキャンパス内の各施設を見学した後、日本の伝統文化のひとつ「折り紙」を用いたワークショップに参加しました。 両大学の学生から成る9チームによるコンペ形式で行われたワークショップでは、「自然」をテーマとした作品を制作し、相互の投票により優秀作品を選出しました。 学生たちは日本語、英語、中国語を使ってコミュニケーションをとりながら、創造性を発揮して作品制作に取り組みました。作品には、「日中友好」のシンボルを入れた作品も多く見られました。

イベントに参加した清華大学の学生たちからは、「東北大学の学生たちの大学生活を知ることができてとても参考になった」「友好的に交流できて嬉しかった」「学生どうしで今後も連絡を取り合い、いつか中国に来てほしい」などの声が寄せられるなど、学生間の友好が図られる機会となりました。

開会・歓迎のあいさつを述べる大野総長

大学間交流協定書の更新に調印する植木理事(右)とXue副学長(左)

材料科学・スピントロニクス分野の研究発表の様子

R&Dマネジメント分野の発表の様子

キャンパスツアーで附属図書館を見学する清華大学学生訪問団

折り紙ワークショップで交流する清華大学と東北大学の学生

問い合わせ先

(ジョイントワークショップに関すること)
総務企画部国際交流課国際企画係
TEL:022-217-5578

(学生交流に関すること)
教育学生支援部留学生課留学生交流係
TEL:022-795-3745

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