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ドキュメンタリー映画 『赤浜ロックンロール』を観る -東日本大震災以後のドキュメンタリー映画から 地域社会・地域文化を考える公開研究会-

東日本大震災では発生直後より多くの映像記録が残されてきました。被災状況や体験者の証言、被災地域の伝統行事や民俗芸能の記録などドキュメンタリー映画として作品化・上映されたものだけでも数百タイトルを数えます。東北アジア研究センター災害人文学ユニットでは、東日本大震災にまつわるドキュメンタリー映画の上映・鑑賞と、映画監督ら製作者や、研究者を交えた意見交換を通して、地域文化と地域社会の存続に関して映像記録の担う役割と可能性を考えます。

今回の上映作品『赤浜ロックンロール』は、東日本大震災による大津波と火災が甚大な被害をもたらした岩手県大槌町の赤浜で、巨大防潮堤建設に反対の声をあげた住民の活動に密着したドキュメンタリー映画です。漁撈を生業としてきた赤浜の人たちにとって、巨大防潮堤により海岸線が囲われる復興計画は賛同しがたいものでした。

本作の上映とともに、監督の小西晴子氏、本学大学院文学研究科博士課程後期課程で災害社会学・地域社会学を専攻する坂口奈央氏を迎え、東日本大震災直後から現在までの大槌町の変化を情報共有するとともに、地域住民の意思と行動の発信にドキュメンタリー映画が果たす役割について意見交換を行います。

なお本企画は、指定国立大学災害科学世界トップレベル研究拠点事業の一環として行われます。


災害人文学研究会 2018年度第6回研究会
「ドキュメンタリー映画『赤浜ロックンロール』を観る」

上映作品

『赤浜ロックンロール』

プログラム

第一部 映画上映会 18:15~19:50
第二部 意見交換会 20:00~20:30

[登壇]小西晴子氏(『赤浜ロックンロール』監督)
坂口奈央氏(東北大学大学院文学研究科 社会学研究室博士後期課程)

日時

2018年12月4日(火)18:15~20:30

場所

東北大学川内北キャンパス講義棟B棟101室(宮城県仙台市青葉区川内41)

入場料

不要

参加申し込み

不要

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学東北アジア研究センター
災害人文学ユニット
担当: 是恒(これつね)、福田
電話: 022-795-3842
E-mail: saigaijinbungaku*gmail.com (*を@に置き換えてください)

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