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東北大学発ベンチャー「ボールウェーブ株式会社」が仙台未来創造企業に認定されました

7月29日、仙台市が新たに実施する「仙台未来創造企業創出プログラム」において、東北大学発ベンチャーのボールウェーブ株式会社が「仙台未来創造企業」に認定されました。

「仙台未来創造企業創出プログラム」は、概ね5年以内に株式上場の実現可能性のある地元中小企業を「仙台未来創造企業」として認定し、上場実現に向けて集中的な支援を行うことにより、地域における雇用や取引の創出、域外資本の獲得を通して地域経済を活性化することを目指して実施されるものです。

ボールウェーブ株式会社は、東北大学の山中一司名誉教授らが発見した、球上の弾性表面波が一定条件の下で減退せずに周回する原理を応用したセンサ「ボールSAWセンサ」の開発・製造・販売を行うために設立されました。この原理により、従来の100倍の感度を持つ高感度センサの開発が可能となりました。

ボールSAWセンサをコア技術として多種類のガス計測が可能なボールSAWガスクロマトグラフ等を開発し、世界の"今"をセンシングすることで現実の世界とデジタルの世界を繋ぐなど各種のセンサや信号処理・制御デバイスへの応用が期待されています。

ボールSAWセンサ

ボールSAW微量水分計(左:FalconTrace / 右:FalconTrace mini)

問い合わせ先

東北大学 産学連携機構
事業イノベーションセンター
TEL:022-752-2200
E-mail:info.innovation*ml.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください。)

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