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大野総長がAIT創立60周年記念式典に出席しました

2019年10月24日(木)、本学の大学間学術交流協定校であるタイのアジア工科大学院(AIT)において創立60周年記念式典及び学長フォーラムが開催され、本学から大野英男総長、青木孝文理事・副学長、植木俊哉理事・副学長、末松和子総長特別補佐が出席しました。

学長会議に先立ち行われた記念式典は、タイ王室初のAIT卒業生であるシリントーン王女殿下ご臨席のもと、国内外32大学・機関の学長級代表者やAIT同窓生、政府関係者などが見守るなか、厳粛に開催されました。式典では、コロラド州立大学のJoyce McConnell学長が"Founding University for AIT"と題して基調講演を行いました。挨拶に立ったAITのEden Woon学長は「組織は前進しなければならない。過去の栄光に立ち止まっていては、持続的可能な方法では成功できない」と述べ、「AITでは、今後も教育・研究の改革、起業家育成、産学連携の深化に取り組むとともに、AITの同窓生とも更に深く関わっていきたい」と抱負を述べました。

続いて開催された学長フォーラムでは、"Social Impact with Innovation"をテーマに3つのセッションが行われました。大野総長は、セッションⅡ "How Your University Collaborates Globally with Academic, Government, Multinationals, or Non-Profit Organisations in Social Impact Research"に登壇し、欧州及びアジアからの大学代表者ら5名とともに発表を行いました。

大野総長は、東日本大震災時の国内外からの支援について、参加者へ感謝の意を表しました。そして、被災を教訓に本学で進めてきた災害研究・防災教育、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」と仙台防災枠組、また、仙台で開催されている世界防災フォーラムなどを紹介し、国内外や地域社会において本学の災害研究と知見が幅広く共有されていることも紹介し、さらに学際的・国際的に連携を推進したいと述べました。

AITと本学は、1998年に大学間学術交流協定を締結し、主に工学分野での学術・研究者交流が続けられています。

大野総長(右)とEden Woon AIT学長(左)

学長フォーラムで意見を述べる大野総長(左から2人目)

学長フォーラム

問い合わせ先

国際企画課
TEL:022-217-4844

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