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学生ベンチャーが自然言語処理技術を活用した英語論文執筆支援システムを公開 東北大学学生創業 Langsmith株式会社

【発表のポイント】

  • 東北大学学生が創業したベンチャー企業が、英語論文執筆支援システムを開発
  • 執筆支援システムを提供開始

【概要】

論文執筆は研究者にとって最も重要な活動の1つです。研究者は自分の技術やアイデア、発見をわかりやすく、正確に伝えるために何度も推敲をして英語で論文を執筆します。しかしながら、適切な言い回しや構成に従って英語論文を書き上げることは簡単ではありません。

Langsmith株式会社(東北大学 大学院情報科学研究科博士課程の伊藤拓海・栗林樹生が創業)は、研究成果をもとに、英語論文執筆支援システムを開発しました。今回、開発した英語論文執筆支援システムは、文法誤り訂正、スペルチェックに加え、利用者が入力した簡単な文章から論文に適した表現を提案します。現在はホームページにて、体験版を公開しています。

https://editor.langsmith.co.jp/外部サイトへ

現時点では、自然言語処理分野の論文データをもとに開発したシステムとなっていますが、今後はビジネスメール、ブログ、あるいはラブレターの作成など、様々な用途に対応する執筆支援システムの開発を進めることにより、将来的に言語を用いたコミュニケーションにおいて、なくてはならないツールとしての地位の確立を目指します。また言語教育の場面でも、「書く力」を高めるツールとしての新たな価値を提供したいと考えています。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学 大学院情報科学研究科 乾・鈴木研究室
担当:伊藤 拓海・栗林 樹生
電話:022-795-7091
E-mail:t-ito*ecei.tohoku.ac.jp, kuribayashi*ecei.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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