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令和3年度総長業務功績賞受賞者について

総長業務功績賞は、職員の職務遂行意識の高揚並びに本学の業務改善及び効率化の推進を図ることを目的とし、事務部門と技術部門の2部門において表彰するものです。

事務部門は本学の事務その他の運営に関する職務において、本学のビジョン実現、業務改善、大学改革の推進等への顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について、技術部門は本学の研究を技術面から支援する職務において、研究成果の創出に係る顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について表彰の対象としています。

受賞者には3月15日に総長から賞状が授与されました。

受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。

事務部門

■情報部 課長補佐 藤本 一之
「業務のDX推進プロジェクト・チームによる業務改善」

最高デジタル責任者(CDO)の下に創設した業務のDX推進プロジェクト・チームのWG統括リーダーとして、窓口フリー、印鑑フリー、働き場所フリーを柱とする業務DXを強力に推進し、本学の業務改善に大きく寄与するとともに、プロジェクト遂行にあってもオンラインをベースとしアジャイル型のワークスタイルで実践し、非常に大きな功績を挙げた。

■病院 DX化チーム(代表:中村 直毅)
「病院発DX推進の取組み」

メディカルIT センターと病院事務部が課題を共有し連携して独自の業務システムを内製開発することで、大学が抱える課題を迅速かつ確実に解決した。とりわけ大学拠点接種におけるワクチン接種予約システムは、本部とも連携して本学・近隣大学構成員のワクチン接種を円滑に進め、教育研究等の安定的な運営に大いに貢献した。

技術部門

■総合技術部(工学研究科) 技術専門職員 安東 真理子
「超高温測定用NMRプローブの開発と金属ガラスの局所構造解析」

既存のNMR装置では室温での測定しか行えず、温度変化に伴う金属ガラスのNMRスペクトル変化を解析するのは困難であったが、金属ガラスの高温下、その場高分解能NMR測定を行うための超高温測定用NMRプローブを開発し、世界で初めてCu-63高温NMR測定に成功した。

■総合技術部(多元物質科学研究所)技術専門職員 真柄 英之
「結晶方位測定における試料前処理方法の技術開発支援」

直径数百ナノメートル以下の微粒子断面の結晶方位測定について、新しい試料前処理方法を開発することで成功した。研究者の課題であった微粒子形成メカニズムの解明に貢献した。本結果を用いた学会発表が8件行われ、新たな共同研究も発足した。さらに本前処理法は特許となり本学研究成果の創出に大きな貢献をした。

■サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 助手 四月朔日 聖一
「臨床医学系PET共同利用研究の支援とPET装置の維持管理」

受賞者の長年にわたる臨床医学系PET共同利用研究の支援及びPET装置の維持管理業務により、数多くの臨床PETの成果が得られた。古くは草創期のPETがん研究から脳研究へと展開し、最近の認知症PET研究では先端的な研究成果を上げることができ、世界でも高い評価を受けた。

問い合わせ先

人事企画部人事労務課労務管理係
TEL: 022-217-4822
Email: syokuin*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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