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東北大学が自然関連財務情報開示タスクフォース (TNFD)フォーラムへ参画 ~日本の大学で初めての参画~

【発表のポイント】

  • 東北大学は「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム」に2022年5月から参画しました。
  • TNFDは気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に続く、自然資本等に関する企業のリスク管理と開示枠組みを構築するために設立された国際的組織です。
  • 東北大学は豊富な自然研究を活かし、科学技術面よりネイチャーポジティブの実現に不可欠な生物多様性の評価や、自然の適切な利用や再生の推進に貢献していきます。
  • TNFDフォーラムには日本からは金融庁や環境省、民間企業などが参画しておりますが、日本の大学からは本学が初めての参加となります。

【概要】

自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)は、気候関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures:TCND)に続く枠組みとして、2019年世界経済フォーラム年次総会で着想され、自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示する枠組みを構築し、世界の資金の流れを、生物多様性の減少を食い止め、回復を目指す「ネイチャーポジティブ」に貢献できるように変えるという目的で、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークの構築を目指しています。

生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において、生物多様性に係る新たな世界目標の議論が進められ、また、企業に自社の事業活動が自然環境に及ぼす影響や依存度に関して情報開示や評価を求める動きが加速しています。

豊かな自然に恵まれた一次産業の中心地である東北地方に位置する東北大学はこれまで幅広い科学分野から自然・生物多様性研究に取り組んできました。また、豊富で先進的な自然研究を活かす活動、例えば震災復興に生態系からの恵みを活かす「海と田んぼからのグリーン復興」や、主催する全国規模での環境DNA観測網「ANEMONE」等から得られる生物多様性ビッグデータとAI技術を活用してネイチャーポジティブの実現を目指す「社会にインパクトある研究:自然共生」などを推進してきました。TNFDフォーラムでは、東北大学は開学以来の「研究第一主義」の伝統、「門戸開放」の理念及び「実学尊重」の精神を基に、これまで培ってきた自然研究の豊富な知見と研究力を活用して貢献し、ネイチャーポジティブな社会変革の実現に向けた役割を果たしていきます。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
教授 近藤 倫生 (こんどう みちお)
電話番号: 022-795-6688
Eメール: michio.kondo.b8*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学大学院生命科学研究科広報室
電話番号: 022-217-6193
Eメール: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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