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低温プロセスで接合できる耐熱200℃のナノソルダー接合材料を開発 ―脱炭素社会に向けた材料ソリューションを提供―

【本学研究者情報】

〇大学院工学研究科 准教授 林大和
研究室ウェブサイト

【概要】

NEDOの「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で「ナノソルダー実用化による製造プロセス省エネ化技術の開発」に取り組むパナソニック ホールディングス(株)は、このたび東北大学、大阪教育大学、秋田大学、芝浦工業大学と共同で、従来よりも低い温度で電子部品を接合でき、接合後はパワーデバイスに必要な耐熱性が得られるナノソルダー接合材料を開発しました。本開発では、低融点金属と高融点金属を組み合わせた固液反応を用いることで、低温かつ短時間プロセスでの接合と200℃耐熱の両立を達成しました。

本開発の成果により、産業機器や電気自動車、鉄道などで使用されるパワーデバイスの組立工程に広く展開することが可能となり、パワーデバイス製造プロセスの省エネルギー化とともにカーボンニュートラルの実現に向けた大きな前進が期待できます。

図1 開発したナノソルダー接合材料

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

<研究内容について>
東北大学大学院工学研究科 応用化学専攻
准教授 林 大和
電話 022-795-7226
Email  yamato.hayashi.b6*tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

<報道関係のお問い合わせ>
東北大学大学院工学研究科情報広報室
担当 沼澤 みどり
電話 022-795-5898
Email eng-pr*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

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