本文へ
ここから本文です

多田栄介 ITER機構長(本学 工学博士)が東北大学特任教授に就任

この度、ITER(イーター/国際熱核融合実験炉)機構長の多田栄介氏(本学大学院工学研究科で学位(工学博士)取得)が2022年8月1日付で本学の特任教授に就任しました。

多田機構長は、1988年超伝導コイルの研究により本学にて工学博士の学位を取得し、1999年からITERに参画しています。核融合炉工学に知悉した国際的に著名な研究者であり、2015年からはITER副機構長を務めてきました。現在、ITERはフランスのサン・ポール・レ・デュランスにおいて建設の重大な局面を迎えており、事業の成功に向けて多田機構長のリーダーシップに大きな期待が寄せられています。

多田機構長には本学特任教授として、ITERでの経験を踏まえた科学技術開発における国際協力の意義について工学研究科でご講義いただく予定です。多くの学生にとってその経験は、国際舞台での仕事を身近に感じる契機となることでしょう。

【ITER(イーター/国際熱核融合実験炉)について】
環境への負荷が少なく持続的なエネルギー源として期待される核融合の科学的・技術的な実証を目的として、核融合実験炉を建設・運用する大規模な国際共同プロジェクト。本年5月に多田氏が機構長に就任。

多田栄介 ITER機構長

問い合わせ先

大学院工学研究科情報広報室
TEL: 022-795-5898
E-mail: eng-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ