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人間とロボットの共存する未来に向けて国際AI倫理標準規格IEEE P7017™ワーキンググループが発足

学際科学フロンティア研究所の翁岳暄助教は、IEEE Standards Associationより国際人工知能倫理標準「IEEE P7017™」のワーキンググループチェアーに任命されました。

このワーキンググループでは、IEEE P7000シリーズのひとつのAI倫理標準として新しいIEEE P7017™と呼ばれる標準規格を構築し、2026年に制定する予定です。

この規格の目的は、ロボットの開発者がソーシャル・ロボットを設計する際に、倫理的概念を設計に包含するように促すことです。この規格のために、「コンプライアンス・バイ・デザイン」という概念が導入され、ソーシャル・ロボットを使用する際に発生し得る「既存の法律」と「新興技術」の間における法的な紛争や倫理的な問題が軽減できるようになると展望されています。

現在、「IEEE P7017™」ワーキンググループへの参加を希望する研究者、技術者、学生、その他ELSIに関心のある方を広く募集しています。ぜひ応募をご検討ください。

【ソーシャル・ロボットについて】
人間と社会的なインタラクションを行うロボット

問い合わせ先

学際科学フロンティア研究所 助教 翁 岳暄 (ウェン ユエシュアン)
TEL: 022-795-6942
Email: weng.yueh.hsuan.b1*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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