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わが国最大級のアンモナイト化石の展示をはじめます

7月25日から、わが国最大級のアンモナイト化石の展示をはじめます

今から56年前の1967年、宮城県気仙沼市の大島の海岸に露出する地層から、当時気仙沼高等学校地学部員であった下山正一さんにより巨大なアンモナイトが発見され、地元有志により発掘されました。この標本は、残された殻から本来の径は120cmを超えると推定されていて、わが国でも最大級のものです。

標本は国立科学博物館や西東京科学大学・東京学芸大学で保管されていましたが、2001年に地元気仙沼市に返還されました。その後企画展や巡回展で何度か公開展示されてきましたが、貴重な標本をより幅広く公開し、活用できる環境を得るために、昨年4月に東北大学総合学術博物館に寄贈・移管され、標本の組み立てや展示環境の整備を終えたため、このたび公開展示します。

展示開始期日: 2023年7月25日(火)~(常設展示とする予定)

展示場所 : 東北大学総合学術博物館 1階展示室
開館時間 10時~16時 
毎週月曜日休館(月曜日が祝日の場合は祝日明けが休館)
入館料大人150円(団体:120円),小・中学生80円(団体:60円)

参  考 :東北大学総合学術博物館ウェブサイト

気仙沼大島産巨大アンモナイト(外形雌型)

問い合わせ先

東北大学総合学術博物館
協力研究員(東北大学名誉教授)永廣 昌之(えひろ まさゆき)
TEL: 022-795-3177
Email: masayuki.ehiro.d4*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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