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東北大学MOOC講座 「暗号学の現在―現代暗号入門」新規開講のお知らせ  ~現代暗号の特徴、社会インフラとの関わりや将来の量子計算機時代についてご紹介~

【発表のポイント】

  • 東北大学オープンオンライン教育開発推進センターでは、「世界と地域に開かれた大学」「市民の知的関心を受け止め、支え、育んでいける教育研究活動を積極的に推進する大学」の実現を目指し、2016年度よりオンライン講座、東北大学MOOC(注1)を開講しています。
  • 2023年度新規開講講座「暗号学の現在―現代暗号入門」について、本日11月8日(水)より受講登録を開始します。


【概要】

 東北大学オープンオンライン教育開発推進センターでは、「世界と地域に開かれた大学」「市民の知的関心を受け止め、支え、育んでいける教育研究活動を積極的に推進する大学」の実現を目指し、2016年度よりオンライン講座、東北大学MOOC1)を開講しています。
 2023年度の新規講座として、高度教養教育・学生支援機構教養教育院 静谷啓樹総長特命教授、データ駆動科学・AI教育研究センター 酒井正夫准教授、磯辺秀司准教授、小泉英介助教、長谷川真吾助教による「暗号学の現在―現代暗号入門」を開講します。今日の日常生活に広く深く浸透した現代暗号。その原理と特徴、基本的な機能、社会インフラとの関わり、そして将来の量子計算機時代の暗号について、要点を平易にご紹介します。
 本日11月8日(水)より受講登録を開始します。ぜひご登録いただき、ご紹介いただけますと幸いです。


【講座内容】

 数千年の歴史をもつ暗号は1970年代以降に根本的で急峻な変革を遂げ、今日、暗号の科学と技術は様々な形で日常生活に深く浸透するに至りました。これを現代暗号と呼びます。
 この講座では現代暗号の原理と特徴、基本的な機能、社会基盤との関わり、そして近い将来に求められる暗号の機能について、要点を平易に紹介します。これにより暗号を切り口として、情報社会の現在と未来を垣間見ることにもなります。
 なお、現代暗号は数学的な理論に基づくものですが、できるだけ直観的な説明に努め、記法や概念を定義するときは高等学校「数学I」や「数学A」の言葉を使うよう配慮します。



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【用語解説】

注1.MOOC:Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービスです。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授によるオープンオンライン講座として公開され、世界中で多様な学習者が受講しています。

詳細(プレスリリース本文)PDF

東北大学オープンオンライン教育開発推進センターウェブサイト

問い合わせ先

東北大学オープンオンライン教育開発推進センター
担当:垣見、柴田、小林
電話:022-795-4933
E-mail:secretary.mooc*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

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