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東日本大震災の教訓を和歌山へ− 減災出前授業、和歌山県で初開催!

平成29年1月26、27日、和歌山県の海南市立日方小学校と和歌山市立高松小学校で、東北大学が取組む「減災ポケット『結』プロジェクト」の出前授業が行われました。

本プロジェクトは、減災・防災についてのクイズや知識を描いたハンカチ「減災ポケット『結』」を小学校5年生に副教材として配布、また、それを用いた出前授業を行う活動を平成26年度から行っています。これまでは主に宮城、福島、岩手の3県を対象に行われていましたが、今回は和歌山県で初の開催となりました。

和歌山県は南海トラフ地震が発生した場合の大きな被害が予想される地域の一つ。普段から防災教育への関心が高い小学校の児童たちも、初めて見聞きする講師の話やスタンプラリーなどを用いた授業に真剣に取り組んでいました。

災害はなくすことはできないけれど、災害という「相手」を知れば、被害を減らし自分自身や家族を守ることができる。東日本大震災を経験した東北大学から「減災」という考え方を次の世代を担う全国の子どもたちに伝える活動は、これからも続きます。

授業を行う災害科学国際研究所の保田真理助手
ハンカチで作ったバックを手に。

減災スタンプラリーを行う児童たち
災害時の対応についての設問に答えることで、自分の考え方の傾向が分かる。

高松小学校の防災マップ
児童たちが歩いて危険な箇所・非難所などを確認し、作成したそう。

問い合わせ先

東北大学大学総務企画部
広報課社会連携推進室
電話番号:022-217-5132
E-mail:social*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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