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フランス・レンヌ市代表団が里見進総長を表敬訪問

2017年11月13日(月)、仙台市-レンヌ市姉妹都市提携50周年記念式典に出席のため仙台市を訪問しているレンヌ市代表団が、里見進総長を表敬訪問しました。
 公式代表団はジョスリーヌ・ブジャール副市長を団長とし、本学の大学間協定校であるレンヌ第一大学のピエール・ヴァン・デ・ヴェック副学長、並びに同第二大学のレスリー・ルルレック副学長を含む6名からなり、当日里見総長との懇談のほか、本学キャンパスを視察しました。

懇談において、里見総長は代表団を歓迎するとともに、10月に先行してレンヌで開催された50周年式典に仙台市代表団の一員として参加した本学教職員を温かく受入れていただいたことや、東日本大震災時のフランス・レンヌからの支援、特に原子力発電所事故に係るフランスからの技術支援にも言及し、その感謝を伝えました。ブジャール副市長からは、レンヌ市民の仙台に対する高い関心や、世界的に高い評価を得ている東北大学とレンヌの大学との交流は重要で両市の相互理解と発展のために大学間交流を支援していきたい、との発言がありました。
 本学からは植木俊哉理事が大学紹介を行ったほか、レンヌ各大学との協定世話部局・関係部局等から阿部宏教授(文学研究科)、嵩さやか教授(法学研究科)、小田中直樹副理事・教授(経済学研究科)、寺本成彦教授(国際文化研究科)、田中俊一郎名誉教授(未来科学技術共同研究センター)も同席し、それぞれフランス・レンヌとのこれまでの交流状況や今後の連携に係る展望等を説明しました。

懇談後に行われたキャンパスツアーでは、世界の著名な研究者を招へいして若手研究者との議論の場を提供する「知の創出センター」を訪問し、前田吉昭副センター長から取組と施設の説明を受けました。
 この後、ツアーは3つのグループに分かれ、ブジャール副市長等は青葉山コモンズを、ヴァン・デ・ヴェック副学長は理学研究科を、ルルレック副学長は教育情報学研究部をそれぞれ訪問しました。
 青葉山コモンズでは、附属図書館の加藤晃一事務部長から保有蔵書や機能的な学習環境のほか震災時の対応等の説明を受けブジャール副市長は熱心に聞き入っていました。理学研究科では、物理学専攻の岩井伸一郎教授、石原純夫教授からヴァン・デ・ヴェック副学長へ日仏国際共同研究所IM-LEDの研究現状説明と実験装置の紹介が行われました。教育情報学研究部では、ルルレック副学長が渡部信一研究部長から東北大学インターネットスクール(ISTU)の概要や収録・配信設備の説明を受け、フランスでも遠隔教育の需要が高まっていることから取組方法や配信システムに関心を示していました。

集合写真
ブジャール副市長(中央左)、里見総長(中央右)

前田副センター長(右)から知の創出センターの説明を受けるレンヌ代表団一行

加藤事務部長(右)から青葉山コモンズの説明を受けるブジャール副市長一行

左から石原教授、岩井教授、ヴァン・デ・ヴェック副学長、高石准教授(化学専攻)、田中名誉教授

渡部研究部長から(左)ISTUの説明を受けるルルレック副学長(中央)

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国際交流課
TEL:022-217-4844

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