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2015年1月30日 第112回サイエンスカフェ
2015年1月30日 第112回サイエンスカフェ
人類存亡の危機を数学が救えるか？～数学を通して見る粘菌や蜂の賢い生き方～
講師：西浦 廉政 東北大学原子分子材料科学高等研究機構 教授
プロフィール
大阪生まれ。1982年理学博士（京都大学）を取得、1991年より広島大学教授、1995年より北海道大学電子科学研究所教授、2012年2月より東北大学WPI-AIMRのPI、現在に至る。この間ミシガン大学、ハイデルベルグ大学、アムステルダム数学中央研究所等の客員研究員としてパターンダイナミクスの研究を実施。2003年－2005年電子科学研究所所長。2002年日本数学会秋季賞受賞。PhysicaD, CHAOS, SIADS, European J.of Applied Math.等のEditorをつとめる。2007年より科学技術振興機構(JST)の数学領域のさきがけ、CRESTの総括を勤め、若手の育成にも従事。散逸系の解の大変形と相互作用理論への貢献により平成24年度文部科学大臣表彰科学技術賞受賞。
開催情報
開催日：2015年1月30日（金）18:00～19:45
会場 : せんだいメディアテーク
概要
22世紀まで人類が存続できるためには、どのような社会を作っていけばよいのであろうか？そのとき個人の果たせる役割は何であろうか？数理科学はそのデザイン原理のヒントを与えてくれるであろうか？この大きな問いへの第一歩として自然界の知恵に学びつつ、我々の行動選択の仕組みを考えたい。