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2007年6月29日 第23回サイエンスカフェ
2007年6月29日 第23回サイエンスカフェ
都市における緑の役割 ～定禅寺通りの街路樹の効果～
講師：持田 灯 東北大学大学院工学研究科 教授
プロフィール
持田教授は都市環境工学が専門で、特にビル風やヒートアイランドに関するコンピューターシミュレーションの研究に長年取り組み、2005年に日本建築学会賞を受賞されました。また、昨年夏に日本建築学会から出された「都市のヒートアイランド対策に関する学会提言」取りまとめ役を果されました。近年、ヒートアイランド対策の観点から都市緑化の研究を進め、仙台の中心市街地における実測等も行っています。
開催情報
開催日：2007年6月29日（金）
概要
都市の緑は我々が活動する市街地の環境に様々な影響を与えます。緑陰により快適な歩行空間を形成するだけでなく、風の流れや排気ガスの濃度分布にも影響を及ぼします。都市緑化は多くの自治体で関心が高く、その効果をめぐって多くの研究がなされています。本カフェでは定禅寺通りや広瀬通りを対象とする測定データやシミュレーション結果を紹介しながら、都市における街路樹の功罪、望ましい都市緑化のあり方などについて考えていきたいと思っています。