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2016年10月21日 第133回サイエンスカフェ
お腹の中の赤ちゃん(胎児)の元気の状態はどうやったら調べられると思いますか?超音波を使えばすぐ見えると思うかもしれません。しかし、内科の先生が超音波の検査だけで風邪の薬を出したら変ですね。本講演では、どうして胎児の健康状態を調べるか、また、その新しい方法としての胎児心電図のお話をします。
2016年10月21日 第133回サイエンスカフェ
産まれる前から心電図 ~胎児心電図を病室内で測れるようにする~
講師:木村 芳孝 東北大学大学院医学系研究科 教授
プロフィール
出身は仙台で、仙台第三高等学校卒業後東北大学理学部に入学、その後、医学部に入学した。卒業後、東北大学産科婦人科教室に入局、釜石市民病院、大崎市民病院で研修後、医局に戻り臨床の傍ら胎児生理学を研究した。ニューヨーク州立大学に留学し、胎児の健康状態の解明のため新たな医療器械として胎児心電図の必要性を実感、平成24年東北大学大学院医学系研究科融合医工学分野の教授となり現在に至る。胎児心電図の国際展開を目指し米国、オーストラリアなど各国の研究者、病院と共同研究を展開中。
開催情報
開催日:2016年10月21日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク
概要
お腹の中の赤ちゃん(胎児)の元気の状態はどうやったら調べられると思いますか?超音波を使えばすぐ見えると思うかもしれません。しかし、内科の先生が超音波の検査だけで風邪の薬を出したら変ですね。本講演では、どうして胎児の健康状態を調べるか、また、その新しい方法としての胎児心電図のお話をします。
当日の様子