文学・芸術
2019年11月1日 第61回リベラルアーツサロン
2019年11月1日 第61回リベラルアーツサロン
イタリア・ルネサンスのリベラルアーツ――芸術・自由・人文主義
講師:鹿子生 浩輝 東北大学大学院法学研究科 教授
プロフィール
1971年12月9日、福岡県生まれ。九州大学大学院法学研究科博士課程修了、政治学専攻。
私は、政治思想史という学問に関心を持ち、特にルネサンス期フィレンツェの政治思想を研究の対象としてきました。研究の中心は、『君主論』の著者として有名なマキァヴェッリという人物です。彼は、君主にどのような政治を行うべきかを説いています。彼が当時、何を考え、著作で何を伝えようとしていたのか。この問題については、5月に岩波新書『マキァヴェッリ――『君主論』をよむ』公刊しましたので、関心がある方は、一読いただければ幸いです。
開催情報
開催日:2019年11月1日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア
概要
ルネサンスは、イタリアのフィレンツェから始まったと考えられています。なぜその時期にそこで芸術や学問が花開いたのでしょうか。この講義では、自由という理念に着目しながら、その謎に迫りたいと思います。
当日の様子