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食物網のかたちを捉える新手法 河川で生態系の変化を捉えることに成功

総合地球環境学研究所・加藤義和研究員、陀安一郎教授、東北大学・近藤倫生教授、森林総合研究所・吉村真由美室長らの研究グループは、生物多様性を知るための指標として知られていたシャノン・ウィーナー指数(H')をもとに算出できる3つのD指標を用いることで、食物網の複雑な構造を捉えられることを示しました。

本研究成果は、生態学分野のトップジャーナルであるEcology Letters誌に5月18日にオンライン公開されます。

解きほぐしがなされた後の食物網におけるD指標。四角は、それぞれの種のバイオマス(現存量)のうち、各栄養段階に分配された分量を示す。灰色の四角は、ある一つの種について分配されたバイオマスを示す。

水生無脊椎動物の食物網を構築した河川。左上から時計回りに、護摩壇山試験地内の渓流(和歌山県)、安曇川の上流部(滋賀県)、有田川の中流部(和歌山県)、野洲川の下流部(滋賀県)。

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問い合わせ先

【報道に関すること】
高橋 さやか(たかはし さやか)
東北大学 大学院生命科学研究科広報室
TEL: 022-217-6193
e-mail: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

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