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ジャパンバイオデザイン2017報告会・2018開講式を開催しました

医工学研究科ジャパンバイオデザインでは、9月26日(水)に医学部開設百周年記念ホール講堂にて、ジャパンバイオデザイン東北2017年度報告会および2018年度開講式を行いました。

この度3回目となります本式典では、7月末にフェローシップを修了した2017年度フェロー4名による成果報告、2018年度新フェロー4名のご紹介の他に、昨年度起業したジャパンバイオデザインファカルティの瀧宏文先生、2016年度フェローシップ修了生の原陽介さんによる発表もあり、充実した内容となりました。

本年は、2018年度フェローとして、梶山愛さん、木下知さん、辻本悠郁子さん、吉田慎哉さんの4名がプログラムに参加します。昨年度、本年度とも、女性のフェローが半数以上となり、華々しい雰囲気の中、第4期生となる彼らの活躍に期待高まる式となりました。

ご祝辞としていただいたお言葉の内容を短くまとめたものを、以下に記載いたします。

大野英男総長

本学は開学以来、実学尊重の精神のもとで、工学分野で世界的な評価を得るとともに、産学連携を通じて社会連携貢献を続けてきた。この実績を医療産業の振興につなげるべく、本学医工学研究科では医工連携人材の養成につとめ、また医療現場である大学病院では多くのイノベーションを支える体制を整備してきた。本プログラムの目的はこの環境をフルに活用し、アントレプレナーシップの気概と発想を持った世界レベルの人材を輩出していくことにある。このような人材が増えれば増えるほど革新的な医療機器の創出の可能性が高くなると確信している。来学期にチャレンジする4名のフェローの方々には、環境を存分に生かしてこれまでの修了生に勝るとも劣らない成果をあげていただき、世界をリードする人材に成長されることを願っている。

八重樫伸生副学長(病院長)

大学病院は、現在は大学全体の附属病院であるが、20年前は医学部附属病院であり、医学部の中にあった。本日の第3期フェローの発表を聞き、いつも考えていた医学部附属病院と大学附属病院の違いについての答えとして、ずっと医学部にとどまっていては、こういった成果は出ないだろうと感じた。大学全体のサポート受け、企業からも参加いただき、現場のニーズを生かして開発していくという、非常に良い方向に進んでいると思っている。次期フェローの方々もどんどん続いてくるかと思うが、大学附属病院としても、全学をあげて医療ニーズの発見、医療機器の開発していく現場であるという姿勢を続けていくので、是非それを利用して、今後ともバイオデザインを発展させ、日本のシリコンバレーとなるように頑張っていただきたい。

ご祝辞を述べられる大野総長

出江教授ご挨拶中の会場の様子

2017年度フェロー発表の様子

2018年度フェロー(中央4名)と関係者の集合写真

問い合わせ先

ジャパンバイオデザイン事務局
担当:瀬尾 絵利香
TEL: 022-717-8588 / FAX: 022-717-8588
E-mail: edu_promot*bme.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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