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イノベーションフォーラムin SENDAI 2018を開催しました

12月4日(火)、東北から世界で活躍する独創的な企業家を輩出する土壌を創るべく、仙台市中小企業活性化センター多目的ホールにて「イノベーションフォーラムin SENDAI 2018」を開催しました。

第一部には、タンジブル・ビットの研究で世界的に有名な米国MITメディアラボ副所長・教授 石井裕氏をお招きして、「未来競創:パイオニアを目指すあなたへ - なぜ今宮沢賢治なのか - グローバル時代を生き抜くための哲学と美学」と題して基調講演をして頂きました。

石井氏は若者に伝えたい3つの力、「道程力」、「造山力」、「出杭力」について説明し、特に「出杭力」については、「出る杭は打たれても、出過ぎた杭は打つことが出来ない。みなさん、出過ぎた杭になってください」と200名を超える聴衆に熱いメッセージを送りました。

続いて第二部にはモデレーターに株式会社MAKOTO代表取締役竹井智宏氏、パネリストとしてDRAPER NEXUS VENTURES 中垣徹二郎氏、株式会社マテリアル・コンセプト小池淳一氏、株式会社GRA 岩佐大輝氏を招きし、石井氏には引き続きコメンテーターとして参加頂き、パネルディスカッションが行われました。

岩佐氏は「アントレプレナーシップという言葉は単に起業家を指すわけではなく、0から1を創り出すことが出来る人だと思っている。0から1を創り出す人が増えれば、社会はもっと良くなる」と述べていたことが印象的でした。

最後の第三部では「アントレプレナーシップ醸成のためにできることは何か」をテーマに5つのEDGE-NEXT コンソーシアムによるショートパネルディスカッションが行われました。

ファシリテーターの竹井氏から「アントレプレナーシップを醸成させるために、これからの課題は何か?」という問いかけに対し、山形大学国際事業化研究センター長・教授 小野寺忠司氏は、「コンソーシアムに加盟していない地域の大学も出来る限り巻き込んでいき、地域でアントレプレナー教育を進めていくことが大切」と答え、他大学との連携の必要性を訴えました。

本イベントは、EARTH on EDGE(東北大学EDGE-NEXTコンソーシアム)及び仙台市主催、イノベーション教育学会共催のもと文部科学省「平成30年度次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」により実施しました。また、12月5日(水)~6日(木)に開催される「地域協創イノベーションカンファレンス: 教育と地域のこれからを考える」(IEC2018 イノベーション教育学会第6回年次大会(東北)と併設)と合わせて「仙台でイノベーションを考える3日間」の一環として行われました。

基調講演を行う石井裕氏

第2部パネルディスカッションの様子

第3部パネルディスカッションの様子

問い合わせ先

研究推進部産学連携課
TEL:022-795-5281

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