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フィリピン共和国第2号衛星「DIWATA-2」が初画像撮影に成功 ~北大・東北大が人材育成・研究に協力~

ポイント

・フィリピン政府と共同開発した超小型衛星DIWATA-2が無事に地球周回軌道へ分離。

・運用は順調で本衛星の性能の高さを活かした画像撮影にも成功。

・将来的には日本国内トップクラスの実績を活かし世界初となる災害時の連続撮影観測を目指す。

北海道大学東北大学フィリピン科学技術省先端科学研究所(DOST-ASTI)、フィリピン大学ディリマン校が共同開発したフィリピン共和国の第2号超小型衛星「DIWATA-2」は平成30年10月29日(月)午後1時8分(日本時間)に種子島宇宙センターからH-IIAロケットによって打ち上げられ地球周回軌道へと無事に分離されました。DIWATA-2の打ち上げ後の運用はきわめて順調で打ち上げの2週間後には本衛星の性能の高さを確認する画像撮影に成功しました。

図2.高精度望遠鏡(HPT)による撮像画像
2018 年 11 月 14 日 13 時 9 分(フィリピン時間)に HPT でフィリピンのカリンガ州タブクを撮像し たときの RGB カラー画像(赤緑青の 3 色合成画像)。画像の右上には水田が写っている。HPT 画像の 1 枚当たりの視野範囲は直下視で 3.1×2.3km,地上分解能は約 5m となっている。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

<研究に関すること>
東北大学大学院工学研究科
担当:吉田和哉(教授)
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01
電話番号:022-795-6992
E-mail:yoshida*astro.mech.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

<報道に関すること>
東北大学大学院工学研究科・工学部情報広報室
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-4
Tel: 022-795-5898
E-mail: eng-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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