本文へ
ここから本文です

対人地雷禁止条約(オタワ条約)検討会議で地雷除去技術を紹介しました

2019年11月26日オスロで開催された対人地雷禁止条約(オタワ条約)検討会議で東北アジア研究センター佐藤源之教授が地雷除去技術を紹介しました。

対人地雷禁止条約(オタワ条約)検討会議は地雷廃絶の進行状況を確認するため開かれる5年ごとの国連主催の会議であり、第4回会議が2019年11月オスロ市(ノルウエー)で164カ国から政府関係者、国際機関、NGO等が参加し開催されました。この大会では外務省と東北大学東北アジア研究センターがサイドイベント「日本の地雷除去技術」を共催し世界各国の地雷除去関係者約50名が参加しました。尾身外務大臣政務官が日本の地雷対策への取り組みを紹介した後、佐藤源之教授が我が国初の地雷検知センサーALISの概要を説明し、カンボジアでのALISによる地雷除去活動の状況、共同研究が開始されたコロンビアでの現状などが報告されました。また岡田南スーダン大使が現地での国連と協力した地雷除去の取り組みを紹介しました。

東北大学で開発された地雷検知センサーALISはカンボジアでの利用が既に開始され、今後コロンビアなどの地雷被災国での利用が検討されています。

佐藤源之教授によるALISの説明

カンボジアでのALIS活動について説明

コロンビアの地雷状況の説明

問い合わせ先

東北アジア研究センター
教授 佐藤 源之
E-mail:sato*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください。)

このページの先頭へ