本文へ
ここから本文です

「運転技能向上トレーニング・アプリ」の社会実装 (高齢者向け「運転技能向上トレーニング」機能を提供)

【発表のポイント】

「高齢ドライバーによる交通事故を未然に防ぐ」という社会的課題の解決に向けて、東北大学加齢医学研究所と(株)仙台放送が共同開発した、運転者の「認知機能」に直接働きかけ、個々人の運転技能を維持・向上させる「運転技能向上トレーニング・アプリ」の社会実装として、第一生命ホールディングス(株)グループ傘下の(株)QOLeadから2020年4月を目途に提供が開始になります。

【概要】

国立大学法人東北大学加齢医学研究所(仙台市青葉区星陵町4-1 所長:川島 隆太教授)と株式会社仙台放送(仙台市青葉区上杉5-8-33 代表取締役社長:稲木 甲二)が産学連携により共同開発した「ドライバーの運転技能向上トレーニング・アプリ※1」の社会実装として、第一生命ホールディングス株式会社(社長:稲垣 精二)グループの株式会社 QOLead(社長:岩井泰雅)が運営するスマートフォンアプリ上にて、 2020年4月を目途に提供を開始いたします。同社は、約130万人が利用するスマートフォンアプリ「健康第一」を通して、「運転技能向上トレーニング」サービスを提供することで、高齢者の運転能力や認知機能の低下を抑制し、健康長寿社会の実現に向けたヘルスケアプラットフォームの構築を目指します。

※1 国立大学東北大学加齢医学研究所と仙台放送が産学連携により共同開発した「トレーニング・アプリ」で、川島隆太教授による脳科学研究の成果と仙台放送が開発・放送している脳のトレーニング番組『川島隆太教授のテレビいきいき脳体操』の知見から開発されました(特許6284171号)。テレビやタブレット等の端末を利用した「作業速度訓練による安全運転能力向上プログラム」で、実際の運転行為や疑似運転行為(シミュレーター等)を伴わない日常的な認知トレーニングにより、運転技能の維持・向上を目指すものです。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学加齢医学研究所
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1

(研究に関すること)
担当:応用脳科学研究分野
電話番号:022-717-7988

(報道に関すること)
担当:研究推進係
電話番号:022-717-8952
E-mail ida-sen*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ