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疲労を残しにくいワークアウト運動法の開発にむけて 可動域制限トレーニングはトレーニング後の疲労回復にも効果あり

【研究のポイント】

  • テーピングやサポーターを用いた可動域制限トレーニング注1は、運動効果を高めたり怪我を予防したりするうえで有効である
  • 下半身のトレーニングにおいて膝下サポーターを使用すると、ワークアウト注2運動後の疲労が軽減されることが明らかになった
  • 本研究によって、疲労を残しにくい新しいトレーニング方法の開発につながることが期待される

【研究概要】

テーピングやサポーターを用いた可動域制限トレーニングは、運動効果を高めたり怪我を予防したりするうえで有効です。東北大学大学院医工学研究科のネギヤシ ヤノシュ特任助教と永富良一教授らのグループは、下半身のトレーニングにおいて膝下サポーターを使用すると、ワークアウト運動後の疲労が軽減されることを明らかにしました。本研究によって、疲労を残しにくい新しいトレーニング方法の開発につながることが期待されます。

本研究成果は、2020年10月6日に国際科学誌Journal: European Journal of Applied Physiology(電子版)に掲載されました。

図1.下半身のトレーニングの測定風景

【用語解説】

注1. 可動域制限トレーニング:テーピングやサポーターを用いて関節の可動域を制限することで、肉離れや靭帯の損傷など無理な運動による怪我を防ぐトレーニング方法。

注2. ワークアウト:筋力の限界まで力を出し切ること。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学大学院医工学研究科
特任助教 Négyesi, János(ネギヤシ ヤノシュ)
教授 永富良一(ながとみ りょういち)
Eメール:negyesi*tohoku.ac.jp

(取材に関すること)
東北大学大学院医工学研究科
電話番号:022-795-5826
Eメール:bme-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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