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令和2年度総長教育賞受賞者について

総長教育賞は、本学の教育理念に基づき、誠意と熱意をもって職務に取り組まれ優れた教育の成果を挙げた教職員を表彰するものです。

本来であれば、学位記授与式において、多くの卒業生・修了生にその功績を紹介するとともに、授与しておりましたが、本年度はコロナ対応ということもあり、3月15日(月)に総長から賞状が授与されました。

受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。

新型コロナウィルス感染症対策遠隔授業ワーキンググループ
コロナ禍において、教育活動を継続させる方策を検討して実現させるという使命を帯び、卓越した技術力と緻密な作業計画と献身的な努力により、短期間での本学における遠隔授業の環境整備を実現しました。このワーキンググループの活躍により、全学教育のみならず、学部、大学院など本学の教育全般が恩恵を受け、しかも今後の教育方法の在り方について新しい方向性と可能性を大学全体に気づかせてくれた点も功績として高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。

左:WGメンバーでの作業の様子  右:授与風景

経済学研究科 准教授 古谷 豊
「経済学史」等の授業における例年の取り組みを活かして、本年度、授業が急遽オンラインとなるなか、学生が最大限、教員や他の学生とのつながりを感じながら学習できるよう工夫した教育を行い、そのことが学生から高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。

左:セミナーの様子  右:授与風景

環境・地球科学国際共同大学院プログラム
環境・地球科学分野における大学院の国際共同教育の実践に貢献し、2016年10月の開始以来、10を超える海外有力大学と協定を結び、本学から9名のジョイントリー・スーパーバイズド・ディグリー取得学生および2名のダブルディグリー取得学生、連携先のドイツ・バイロイト大学から3名のジョイントリー・スーパーバイズド・ディグリー取得学生を輩出し、理学研究科の外部評価においても高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。

左:海外巡検(ハワイ)の様子  右:授与風景

工学研究科 准教授 西脇 智哉外部サイトへ
本年度のオンライン講義において、支援ツールを積極活用しての双方向コミュニケーションを取り入れた講義を実現しました。また、本年度後期にはオンライン建築現場見学を実施し、通常の現場見学を凌駕する教育効果を得ることができました。これらの実践により、受講生から極めて高い評価を得たことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。

左:オンライン現場見学の様子(説明中の西脇准教授)  右:授与風景

問い合わせ先

教育・学生支援部教務課
TEL:022-795-4982

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