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第34回東北大学高等教育フォーラム「検証 コロナ禍の下での大学入試」を開催しました

令和3年5月17日(月)東北大学百周年記念会館川内萩ホールを会場として、第34回東北大学高等教育フォーラム「検証 コロナ禍の下での大学入試」を開催しました。

本フォーラムは、例年、春と秋の年2回開催しており、春のフォーラムでは高大接続・入試関連の企画を実施しています。今回のテーマは「検証 コロナ禍の下での大学入試」。昨年度、未曽有の厳しい環境の中、入学者選抜においても手探りで新型コロナウイルス感染症に対応した経験について、記憶が新しいうちに振り返り、今後に生かしていくための機会として開催するものです。「来場参加」と「オンライン参加」によるハイブリッド方式での開催となりましたが過去最高となる529名が参加し、関心の高さをうかがわせました。

当日は、大野英男総長及び文部科学省高等教育局大学振興課の西田憲史課長の挨拶による開会の後、九州大学の立脇洋介准教授が「コロナ禍における個別大学の入学者選抜―令和3年度選抜を振り返って―」、久保沙織准教授が「オンラインを活用した東北大学入試広報活動の新たな展開」と題して基調講演を行いました。

続いて、 東京都立戸山高等学校の近藤明夫主幹教諭が「臨時休校・分散登校の下での『学習の遅れ』の回復」、 須磨学園高等学校の多田鉄人教諭が「オンラインの現場から―Web授業のメリット・デメリット―」、横浜国立大学の鈴木雅之准教授が「大学入試における教員としての資質・能力の評価」と題して現状報告を行った後、倉元直樹教授を司会とし「非常事態下の入学者選抜において、大学は受験生の為に何を考え、何を選択すべきか」といった各種討論が行われました。

最後に、滝澤博胤理事より「いずれコロナ禍を克服する日が来たとしても、私たちが取り組んできた様々な試みが後戻りすることは決してなく、新たな時代へ向って前に進んでいくことになる。そのためにも高等学校と大学の対話は今後増々重要になっていく」旨の発言があり、シンポジウムを締めくくりました。

「来場参加」と「オンライン参加」によるハイブリッド方式で529名が参加

問い合わせ先

教育・学生支援部入試課
TEL: 022-795-4810

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