東アジア諸国は、過去数十年の間に、包括的で公平かつ質の高い教育の実現に向けて目覚ましい進歩を収めてきました。
しかし、東アジアの農村地域の教育は、移民、失業、少子化、効率重視の教育政策など、多くの社会問題に起因する前例のない教育上の課題に直面しています。
さらに、COVID-19パンデミックは、東アジアの農村地域における弾力的で包括的な質の高い教育に、さらなる困難と不確実性をもたらしました。
前例のない社会的変化と持続可能な開発のための2030年アジェンダに向けた不確実性の中で、東アジアの国々が農村教育を改善するために行ってきたことを共有し、共有された未来に向けて農村教育の質を高めるための革新的な戦略や政策を議論・評価するには良いタイミングです。
国連の2030年アジェンダは、「人々」「繁栄」「地球」「戦略的パートナーシップ」といった重要な柱の上に構築されており、誰一人として取り残されることはありません。
SDG4の柱は、アクセス、平等、インクルージョン、質、生涯学習であり、セミナーのテーマと合わせて、農村部の小さな学校について考える必要があります。 このウェビナーでは、中国、韓国、日本の3カ国における農村部の小規模学校の政策と実践についてのケーススタディをご紹介します。
開催概要
日時:2021年10月30日(土)14:00-16:00
テーマ:東アジアの農村教育:小規模農村学校を着目して
使用言語:英語(英日同時通訳付)
問い合わせ先
東北大学大学院教育学研究科
准教授 劉 靖
E-Mail: jing.liu.e8 *tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)
東北大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています