本文へ
ここから本文です

「me-fullness」アプリの災害ケア・防災における有用性検証を開始 被災地域・住民のwell-being向上を目指し東北大学・宮城県七ヶ浜町と連携

【本学研究者情報】

〇病院肢体不自由リハビリテーション科 助教(プロミネントリサーチフェロー) 奧山純子
研究室ウェブサイト

【概要】

ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:釘丸和也)、国立大学法人東北大学(総長:大野英男)、宮城県七ヶ浜町(しちがはままち)(町長:寺澤薫)は共同で、ポーラ化成工業が開発した心身の分析とケアが同時に叶うスマホアプリ「me-fullness(ミーフルネス)」の災害ケア・防災における有用性を検証します。

災害ケア・防災ソリューションとしてme-fullnessアプリを活用

災害が被災者に与える心理的ダメージは、ときに10年以上長きに渡って被災者を苦しめることから、継続的にストレスをケアするソリューションが求められています。また、災害時に命を守るためには、冷静な判断と素早い対応を可能にする健康的な心身が必要なことから、日常的なセルフケアを行うことが重要です。このことから、災害ケア・防災において、日常の中で継続的にストレスケア・セルフケアできるソリューションが重要となります。

このような背景から「災害精神医学」を専門とする東北大学病院 奥山純子助教と「災害からの生存科学」を専門とする東北大学災害科学国際研究所 門廻充侍助教は、災害ケア・防災に活用可能な日常的なセルフケアソリューションを探索していました。そのような中で、先生方がwell-being実現を目指すme-fullnessの存在を知り、被災者の心のケアおよび今後も起こりうる災害から命を守るための日常的なセルフケアツールとしての可能性を感じたことをきっかけに、共同研究が始まりました。今回の取り組みでは、東日本大震災の被災地である宮城県七ヶ浜町とともに、me-fullnessアプリの災害ケア・防災ソリューションとしての有用性を検証します。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学病院広報室
電話: 022-717-7149
E-mail: pr*hosp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

sdgs_logo

sdgs03

東北大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

このページの先頭へ