本文へ
ここから本文です

スポンジ状カーボン新素材GMSの事業化 に向け、民間ファンド獲得 東北大発ベンチャーの3DCと組み、高性能電池などでの早期社会実装目指す

【本学研究者情報】

〇材料科学高等研究所/多元物質科学研究所 教授 西原洋知
研究室ウェブサイト

【概要】

炭素(カーボン)原子だけでできた物質には様々な種類があります。これまでに東北大学でいくつものカーボン新素材が生み出されてきました。電子材料や構造材料などに使うための研究開発が精力的に進められています。

このたび、東北大学材料科学高等研究所(以下WPI-AIMR、所長:折茂慎一教授)の西原洋知教授が開発したしなやかな新素材「グラフェンメソスポンジ(以下GMS)」が社会実装に向けて大きく前進することになりました。具体的にはWPI-AIMRと2月に設立した東北大発ベンチャーの株式会社3DC(所在地:宮城県仙台市、代表取締役CEO:黒田拓馬 代表取締役CTO:西原洋知 以下「3DC」)が、このたび民間のベンチャーキャピタルファンドであるリアルテックファンドから事業化資金を受けることが決まりました。これに先立ち、4月には国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の起業家候補支援プログラム(NEDO Entrepreneurs Program;NEP)に採択されています。

今後WPI-AIMRは、3DCと共同研究契約に基づき連携してさらなる研究開発を進め、GMSのリチウムイオン電池や次世代電池であるリチウム硫黄電池、燃料電池など、蓄電・発電デバイスへの応用と社会実装を進めて参ります。

※ 写真は左から、リアルテックファンド山家創GM、西原洋知教授、3DC黒田拓馬CEO、WPI-AIMR折茂慎一所長、リバネスグループ丸幸弘CEO

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学材料科学高等研究所
教授 西原洋知
電話:022-217-5627
E-mail:hirotomo.nishihara.b1*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
AIMR広報戦略室
022-217-6146
aimr-outreach*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

sdgs_logo

sdgs07 sdgs08 sdgs09 sdgs12

東北大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

このページの先頭へ