本文へ
ここから本文です

国際シンポジウム「メタバース・XR技術の教育利用と国際協創」を開催しました

12月2日〜3日、東北大学研究推進・支援機構 知の創出センターが主催の「The Metaverse and XR Technology - Educational Applications and International Collaboration(メタバース・XR技術の教育利用と国際協創)」を東北大学片平キャンパスの知の館で開催しました。本シンポジウムでは、オンサイト会場とオンライン会場に加えて、メタバース会場も設けました。

12月2日には、基調講演2件と招待講演7件、12月3日には、招待講演5件とパネルディスカッション2件が行われ、大学や官庁からの講演に加えて、メタバース業界の講演や、メタバース利用を先進的に実践している団体からのアバターによる講演がありました。

基調講演では、本学の滝澤博胤理事・副学長より、新型コロナにより来日できない留学生も含めたメタバース教育の東北大学での実施例について紹介があり、震災遺構を対象としたVR体験を講演内で実践してみせました。また、国立情報学研究所(NII)の喜連川優所長は、NIIで進めている教育DXシンポの紹介と国内外でのXRやメタバースへの取り組みについて講演し、教育におけるメタバース導入に向けて積極的に取り組むべきであるとのメッセージが示されました。

パネルディスカッションでは、世界3カ所からのパネリストも含め、メタバースの教育利用における利点と技術的な課題とメタバースで世界をつなぐ国際協働学修について議論され、技術的な観点、教育利用の際の特徴や実施する際の課題が話題となりました。メタバース会場でも同時進行で議論し、メタバース会場で出た疑問をオンサイト会場で回答するなどオンサイト会場とメタバース会場とのやりとりが行われました。

今回のシンポジウムをきっかけに、XRやメタバースの教育利用に関わる研究者、教育者、企業等も含めた技術者の交流がさらに進むことを期待します。

基調講演する本学滝澤博胤理事・副学長と震災遺構のVR実演の様子

オンサイト会場の参加者|2列目左から2人目より、喜連川優NII所長、大野英男総長、林雅子准教授、滝澤博胤理事・副学長

問い合わせ先

研究推進・支援機構 知の創出センター
Email: tfc_2022xre*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ