本文へ
ここから本文です

令和4年度総長業務功績賞受賞者について

総長業務功績賞は、職員の職務遂行意識の高揚並びに本学の業務改善及び効率化の推進を図ることを目的とした表彰です。

この表彰は事務部門と技術部門から成り、事務部門は本学の事務その他の運営に関する職務において、本学のビジョン実現、業務改善、大学改革の推進等への顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について、技術部門は本学の研究を技術面から支援する職務において、研究成果の創出に係る顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について表彰の対象としています。

受賞者には3月14日に総長から賞状が授与されました。

受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。

事務部門

■人事企画部 労務管理係(勤務時間管理担当)
「東北大学独自のフレックスタイム制管理ツール構築による多様な働き方の推進」

フレックスタイム制の導入にあたり、 RPA を活用して既存の業務システムと Google Workspace とを連携させることで、業務システム改修のコストをかけずにフレックスタイム制における労働時間管理体制を構築し、フレックスタイム制の安定的な運用により「職員の多様な働き方」を推進した。

■工学部・工学研究科 DEI推進事務局
「全学に先駆けたDEI推進に係る意識及び研究環境の醸成支援活動」

東北大学が令和4 年 4 月 5 日に発出した男女共同参画の更なる推進と多様性、公正性、包摂性を理念として掲げる「東北大学 DEI 推進宣言」の下、「工学研究科 DEI 推進プロジェクト」を立ち上げるとともに工学研究科DEI推進事務局を設置し、本プロジェクトの円滑な推進及び事務職員の意識啓発や教員の研究環境・支援制度の整備活動を積極的に行った。

技術部門

■総合技術部(理学部・理学研究科)技術一般職員 梅津 裕生
「加速器原子核物理学実験に用いる特殊装置の設計・製作支援」

2つの加速器施設で行われた原子核物理学実験のために、多数の検出器と機器を組み込み、移動・ ドッキング機構も備えた2種類の大型装置を設計・製作・設置した。本装置開発により実験が効率的かつ安全に遂行され、その結果からプレスリリース2件、学会64件、論文19件の発表が行われ、研究結果創出に大きく貢献した。

■総合技術部(工学部・工学研究科)技術一般職員 古内 有希
「有機溶媒中の微量元素分析手法の開発と高感度化による技術支援」

誘導結合プラズマ発光分光分析装置について、 一般的に困難であった有機溶媒試料の直接測定法の開発に取り組み、装置改良や条件最適化を行うことでこれを実現した。本手法により多様な研究分野の試料測定が可能となり、本学の研究成果の創出に大いに貢献した。

■総合技術部(工学部・工学研究科)技術専門職員 丸尾 知佳子
「COVID-19 の発生規模を推定するための下水調査法の確立」

新型コロナウイルス感染者の一部はウイルス粒子を排泄物中に排出しているため、下水集水域に感染者がいた場合、下水中からウイルス遺伝子が検出される。表彰候補者の支援により、下水中から新型コロナウイルスを回収する方法が確立され、都市における新型コロナウイルス感染症の発生規模を推定することが可能となった。

問い合わせ先

人事企画部人事労務課労務管理係
TEL: 022-217-4822
Email: syokuin*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ