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国際法政策センター主催セミナー「BBNJ協定の下での海洋遺伝資源のアクセスと利益配分」が開催されました

7月29日、国際法政策センター主催セミナー「BBNJ協定の下での海洋遺伝資源のアクセスと利益配分」が開催されました。

今回のセミナーでは、BBNJ協定が海洋遺伝資源のアクセスと利益配分についてどのように規律し、どのような課題を抱えているのかを検討しました。その中で、国際法や海洋・遺伝資源に関する自然科学など異なる学術分野、そして産業界から専門家が集まり、BBNJ協定が持つ意義や人々の海洋活動に与えうる影響について、多角的な分析視点に基づいて探求しました。

本年6月19日、海洋の生物多様性に関する条約、「国家管轄権外区域の生物多様性の保全と持続可能な利用に関する国連海洋法条約の下での協定」が国連で採択されました。「BBNJ協定」と呼ばれるこの条約は、海洋に関する学術調査や海洋生物に由来する研究や製品開発にも重要な影響をもたらすものと考えられています。

本セミナーは、「海洋の生物多様性を守り、かつ持続可能に利用する」という地球規模課題に取り組むための総合知創出に向けた国際法政策センターの試みの一環です。

国際法政策センターは、今後も地球規模課題に対する総合知創出に向けて発信・貢献し続けることを目指しています。

セミナーの模様

セミナーの模様

問い合わせ先

国際法政策センター
TEL: 022-217-5916
Email: cilp*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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